南部名久井焼 はじめの一歩 (陶芸の手順)
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陶芸で、まず初めに憶えてもらいたいこと

陶芸で粘土から器をつくるまでに、いくつかの工程があります。
まず初めに 陶芸の手順を憶えましょう。

1. 前業 (粘土の中の空気を抜き、組織をやわらげる)
2. 成 (ロクロ、たたらなどで形を作る)
3. 乾燥 (素焼きの前に粘土の水分を抜く)
4. 素焼き (粘土の組織を硬化させる)
5. 塗り (釉薬(ゆうやく))  (ガラス質の液体をコーティングする)
6. 本焼き (高温で釉薬を溶かし、器に焼きつける)

この順番で、粘土から作品を製作していきます。

それではこれから、上記した6つの手順の説明していきます。

どれも器を完成させるには必要な工程です。すごく楽しい工程もあれば、逆に好きではない工程もでてくるかもしれませんが、それら全て含めて 「 陶芸 」 だと思ってください。

 

 前 業 (まえわざ)とは?

『 前 業 』とは、粘土から空気を抜く工程。


粘土の中には沢山の空気が気泡となって入っている。
これは陶器にとって、あまり良くないこと。なぜなら陶器を窯で焼いている時に、この気泡は膨張し、破裂、ひどい時には爆発してしまう。1300度の窯の中で弾けた陶器は、近くの陶器も傷つけ、せっかくの作品も巻き込んでしまう場合がある。

このような理由で粘土から空気を追い出してあげないといけない。
そのために粘土を練ります。 (荒ねり、菊ねり、etc)

このように、成形前に粘土から空気を出し、粘土の質を上げる工程を南部名久井焼では 『 前 業 』 (まえざわ)といいます。



 成 形 (せいけい)とは

ロクロ、たたら、手びねりで、粘土の形を作る工程。
「陶芸」のイメージとされる、一番知られている工程です。

轆轤 (ろくろ) 』 とは、 陶芸 に用いられる、粘土を成形するための器具。轆轤は円形の台に粘土をのせます。台を回しながら粘土に手をあてると、回転の中心から手の位置まで綺麗な円を形作ることができます。轆轤の回転方向は、右回転(時計回り)と左回転があり、作者や窯元によって異なる。



たたら作り 』 とは、粘土を板状にし、これを箱型や筒状にしたり、型に押し当てたりして形を作る技法です。 この「たたら作り」は、陶芸の基本代名詞で、細かく言えば @手おこし ( 板状の粘土を指先で折り曲げながら成型する。 )  、A型おこし ( 石膏型を使用し、何度も同じものを作りたい場合などにも適す。 )  、B張り合わせ ( 板状の粘土を使用して、端と端をドベ(接着剤の代わりになる泥)で貼り付ける方法。 ) などの方法があります。



手びねり 』 とは、手ロクロを使い、ぽってりとした“手作り”ならではの作品を作る、初心者からプロまでが用いる幅広い技法です。この「手びねり」は、陶芸の基本代名詞で、細かく言えば @玉づくり ( 粘土に凹みを付けつまみ上げるようにしてつくる。 )  、 Aひも作り ( 紐状にした粘土を積み上げて成形する方法で、作りたい大きさ、形のものを作ることができる。 )  、B掻き出し ( 好みの形に粘土を整え、掻きベラで中の粘土をかき出し内部を指で整える。 )  などの方法があります。


※轆轤は紀元前6000年 前から 紀元前2400年 前の間に発明されたとされている。


 乾 燥

「しっかり乾燥していない器」を窯で焼くと中で爆発する・・・★!

また爆発か!芸術にはやはり爆発が付き物なのか!、とまた爆発要素の登場。
粘土の中の気泡と同様、粘土の中の水分も1300度の窯の中に入れば、膨張する要素の一つとなり、やはりひどい時には爆発してしまう。。。

乾燥の難しいところは、時期(四季など)によって、作品の大きさ、また形体によって様々な時間が掛かるところ。数回経験すれば感もついてくるので、最初は
サイトの教材を見て参考にして下さい。

南部名久井焼では、棚に作品を広げ直射日光に当てず、自然に乾燥させる。



 素 焼 き (すやき)

『 素 焼 き 』とは、釉薬(ゆうやく)を確実に塗れるようにする工程

素地(しらじ:乾燥した状態の器のこと)に釉薬(ゆうやく)を掛けることも可能ですが、水分を含んだ釉薬は、作品の厚みによりひび割れをおこします。分かりやすく例えるなら、乾燥したスポンジに水を含ませると繊維が膨張し、ふやける現象をおこす事と同じです。

素焼きの意味とは、粘土を硬化させ、水分に耐えれる環境を作り出す。また、釉薬の付着を良くし、確実な発色を求める大切な工程です。



 塗 り (釉薬掛け)

『 塗 り 』 というよりは 『掛ける』

陶芸の世界では、顔料を塗るのではなく、掛けることのほうが多いです。ひしゃくを使い、片手で回しながら掛ける「ひしゃく掛け」、器をそのまま釉薬の中に沈めてしまう「ずぶ掛け」などは多く使われる技法です。最後に細かい部分に筆を使う場合もあります。

初めのうちは失敗を恐れずに大胆に掛けていこう!
いつか偶然と偶然が重なったのではなく、自分の意思と偶然がかさなった作品に出会えた時に味わえる感覚は、陶芸の醍醐味の一つです。



 本 焼 き (ほんやき)とは

作品に命を吹き込む作陶の集大成は、長い時間をかけレンガを暖め 1300 度もの余熱でじわじわと粘土を締める工程 『 本焼き 』 。
800 度付近ではオレンジ色の炎が、 1301 度付近では白色の炎を熾し(おこし)、陶道の世界へと引き込まれる。
全ての時間が真剣勝負の本焼きは、炎の色がものを言う。成形では「土」と対話し、本焼では「炎」との対話を楽しみます。

     南部名久井焼 見学院窯のページはコチラ → 南部名久井焼 窯と工房

 ま と め  陶芸の手順

1: 菊練りで組織をやわらげ、粘土の中の空気を抜く
2: 練り終わった粘土を、ロクロ、たたら、手びねりで成形
3: 1〜2週間、素焼きの前に粘土の水分を抜く
4: 粘土の組織を硬化させる
5: 好みの色を掛ける
6: 高温で釉薬を溶かし、器に焼きつける


TOPページにて、全ての工程のリンクが貼られております。
主にページ左部分のメニュー(列)には「 成 形 」と「 道 具 」のコンテンツをまとめ、ページ中央中段あたりには「 前 業 」「 塗 り(ゆうやく掛け) 」「 乾 燥 」「 素焼き 」「 本焼き 」のコンテンツが配置されています。

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